暖かく気持ちのよい
断熱性の高い住まいへ

ヒートショックで亡くならない住まいづくり

1年間に交通事故の4倍の1.7万人が、ヒートショックで死亡しています。生活習慣の改善も大切な予防になると思いますが、住宅の断熱化と、適所に暖房器具を設置することで死亡件数は減少できると思います。

ヒートショックについて知ってはいても、実際は寒さを我慢してしまい、正しい対策をしていないケースが多いようです。

断熱ができていないと冬は暖かい空気が外に出てしまい、家の中の温度差が発生しやすくなります。

特に人がおらず暖房をつけていない部屋はとても室温が低くなってしまい、ヒートショックにつながります。

  • 冷えは万病のもと
    体が冷えると胃腸の働きが悪くなったり、不眠や下痢・便秘など、様々な体調不良につながります。断熱性を高めることで冬でも暖かい住まいをつくりましょう。
  • どの部屋にいても暖かい
    部屋によってはとても寒いと感じられるところはありませんか?年を重ねるにつれ、急激な温度変化は血圧に影響し、とても危険。部屋の温度差はもちろん、トイレや浴室の寒さ対策も必要です。
  • 結露・カビの発生をおさえる
    ダニやカビは喘息などの原因となり、特に子どもは大きな影響を受けます。断熱性を高めれば、ダニやカビの発生が防げます。

断熱材の役割

断熱材は夏は涼しく、冬は暖かくするもので、私たちの「洋服」のようなもの。

この洋服がなければ夏は暑くて熱中症になってしまいますし、冬は寒さでヒートショックによる健康被害がでることになります。

また、吸音効果もありますので、日常生活の音もれを防ぎます。

質の良い断熱材を使って、丁寧に施工することが重要です。住まい工房では日本工業規格に認められた「JIS」認証品の断熱材を使い、40年以上の経験から腕のよい職人を選んで施工します。

断熱リフォーム①
カンタン・快適な断熱リフォーム「ココエコ」

断熱リフォームとはどのような工事をするのだろう?

家全体を断熱化するとなると大ごとだ、と思われるかもしれません。

しかし、当社がオススメしている断熱​リフォーム「ココエコ」なら、数日で工事が終わりますので引っ越しせずに住みながらできますし、その効果は抜群と評判です。

エアコンとガスストーブが欠かせなかったというお宅では、ガスストーブが不要になり、ペットやお子さまがいるご家庭では大変助かっているというお声も聞きます。

「ココエコ」で使う断熱材は、魔法瓶や冷蔵庫に使う「真空断熱材」というもので、外の空気とお部屋の間に断熱材を入れて真空の壁をつくり、熱の移動を遮断してくれます。

部屋中の温度が均一になるので、足元まで暖かく、快適に過ごせます。

断熱リフォーム②
「YKKプラマード」の二重窓でエアコンが効きやすい環境づくり

外気が入りやすいのは何と言っても「窓」。

窓を二重にすることで窓から熱が出入りすることを防ぎますので、住まいが断熱化されて冬は暖かく、夏は涼しくすごせます。

YKKプラマードは今ある窓の内側に取り付けるだけで、大きな工事は不要です。その分費用も節約できますし、エアコンの使用を最小限にとどめられますから電気代節約にもつながります。

多少初期費用がかかっても電気代が節約できるので、長期的に見れば元がとれることになります。

「エアコンが効きにくい」「窓のほうから冷たい風が入る」などというお悩みがあるかたは、ぜひご検討ください。

以下はYKKプラマードの二重窓工事の後に、窓の表面温度を測った値です。季節は冬。

左の工事前に比べると、二重窓にした後の右図では6度~7度高くなっていることがわかります。

窓の表面温度が高くなるということは、冷たい風が室内に入ってこないということ。だから室内の温度が暖かく保たれる、というわけです。

冬の窓の表面温度

高齢者は入浴事故に

特にご用心!

入浴時の血圧変動

『高齢者は入浴時の血圧変動が大きくなるため、入浴時の事故が多く発生しています。特に冬季は身体への温度差が大きくなるため、危険性が高まります。』以下は「入浴時の血圧変動」をグラフにしたものです。

部屋の温度と血圧の関係

部屋の寒さと血圧との関係に関する事例です。ある70代女性の住宅を断熱改修したところ、起床時の平均室温が8℃から20℃に上昇しました。

その結果、起床時の血圧が有意に下がり、「高血圧」と診断されていた女性の血圧が「正常域」に改善されました。

高断熱住宅のメリットと


コスト回収年数

暖かい住宅を実現するには費用がかかります。

その費用を何年で回収できるかを試算した研究結果です。

新築・中所得世帯における一戸あたり100万円の断熱工事費について、省エネ効果による光熱費の削減分だけで計算すると、コスト回収には29年かかります。

しかし、住人への健康効果により医療費が減るなどの効果を加えると16年で、更に健康保険などで国・行政等の公的負担が減る分まで加えると、11年ほどでコストが回収できることがわかります。

毎日過ごす家をリフォームすることで、気持ち良く、そして健康に過ごすことができますから、まずは費用などをご相談いただき、それからゆっくり検討されるとよいでしょう。

消費者庁からの通知